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ガラス作家・宮澤京子さんに作っていただいた硝子のおひなさまです。

 

やわらかくおだやかで、宮澤さん「らしさ」をまとった幸福そうなおひなさま。

ガラス特有の丸みが艶をまとい、金箔を上品に閉じ込めて、一層輝きを増しています。

 

小物を色々と合わせて楽しめます。

シンプルであること、宮澤さんらしさを全面に押し出していただくこと、新たな色彩を大切にとお願いして、制作していただきました。

 

前職の安曇野アートヒルズミュージアムでガラスを扱って15年。

吹きガラス工房で活動を行うガラス作家さん達の制作を間近に拝見することができたのは、本当に貴重な経験でした。

1200度でガラスを熔かす窯からは扉の開閉のたびに熱風が吹き出し、真夏の工房は暑い暑い。

熔けたガラスを手元で扱う時、ガラスからは熱波のようなもので出ていて、周辺の空気まで温度が上がるのです。彼らがガラスという素材と真剣に向き合う姿、その目を見るにつけ、いつも背すじが伸びる思いでした。

 

宮澤京子さんとは前職からの長いお付き合いになりますが、本当に変わらない人です。

ぶれない心があるようで(あるのですが)、ふんわりと揺れる花のようにおだやかで、でも根っこはしっかりと張っている、そんな感じの作家さんだと私は思っています。

 

モノが生み出されるまでの間には作り手の心があり、そこに至るまでの時間があり、そういう膨大な心と時間があって作品は生み出されるのだと、作品を手にするたびに思います。

 

宮澤京子さんのガラス作品は、優しい色合いと透明感にガラスならではの艶が加わった、おだやかな佇まいが本当に素敵です。

 

No.5S_2022

 

サイズ:

高さ

左(お内裏さま) 約11cm

右(おひなさま) 約9.7cm

 

木の台は付属します。

ただし、ごくシンプルなものですので、飾られる場所やインテリアに合わせてお気に入りのものと取り替えてお楽しみください。

 

硝子のおひなさまは2体で1つの箱に入ります。

 

台のサイズ

幅 18cm

奥行き 9cm

高さ 1.5cm

 

<宮澤京子プロフィール>

 

1998 明星大学造形芸術学部 造形芸術学科 ガラスコース卒業

1999 安曇野ガラスの丘アートヒルズにて創作活動開始

2004 ビアマグランカイ(北海道)プロダクト賞入賞

2006~風鈴展 書道家・細野静耀氏とコラボレーション(松本パルコ、松本蔵シック館)

2007 酒の器展入賞 他

 

硝子のおひなさま

¥13,200価格
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